仙台市は本年度、長町小学校、北仙台小学校、八本松小学校の３校を対象に、老朽化した校舎等の増改築に向けた設計業務を発注する。先行して長町小学校と北仙台小学校の委託先を決めるため、それぞれ建築主体の設計事務所を６社選定して簡易プロポーザルの手続きを開始した。設備設計事務所は提案による。

６月中に技術提案の提出を要請する。７月中に受託候補者を決定し、８月中に基本設計業務の発注を見込む。八本松小学校は７月ごろに簡易プロポーザルの手続きを始める見込み。

各校とも供用から５０年ほど経過し老朽化が著しいことから校舎などを建て替える。

長町小学校は太白区長町４の６の１地内に位置し、校舎の増改築規模は３～４階建て、延べ約５９００平方㍍を想定している。

北仙台小学校は青葉区東勝山３の６の１地内に所在。校舎増改築規模は３～４階建て、延べ約６８００平方㍍、体育館は延べ約１１００平方㍍を想定している。

このほか、２校ともプールを改築する計画。設計業務の履行期限は２０２４年３月末まで。

なお、八本松小学校は太白区八本松１の１６の１地内にある。校舎増改築規模は３～４階建て、延べ約７４００平方㍍、体育館は延べ約１１００平方㍍を想定している。

３校とも順調にいけば、２４年度に実施設計を作成する予定としている。