2023-10-31# 物件(仙台圏)
仙台市/宮沢根白石線南光台工区の予備設計/申請は11月21日まで/小松島~南光台の延長約1.7kmが対象
仙台市は30日、都市計画道路・宮沢根白石線南光台工区の予備設計測量調査業務を公告した。参加申請は11月21日まで。開札は28日15時に行う。
参加資格は、市内に本店を有する建設コンサルタント道路部門および測量一般の登録者。2008年度以降に交差点を含む道路設計業務の元請け実績があること。
宮沢根白石線は、仙台市若林区舟丁地内から泉区寺岡4丁目地内に至る全長約20・27㌔㍍、幅員25㍍程度で計画。起点側はおおむねJR仙台駅の東側を北進し、国道4号と交差して富谷市を経由し、西側に向きを変えて終点に至るルートとなる。
設計範囲は市街地北部の現在は住宅地となっているエリアで、19年に開通した浦田工区の南側に隣接する区間。青葉区小松島新堤地内の市道台原南小泉線を起点に北進し、四条通りなどと交差して、南光台小学校西側の泉区南光台7丁目地内で市道鶴ケ谷中山線に接続する延長1・68㌔㍍、幅員36㍍。
21年度には予備設計Aを協和設計に委託している。今回は事業認可と用地買収に向けて予備設計Bをまとめる。路線上にはトンネルや橋梁といった大型構造物は設けないが、RC擁壁などを配置する計画。
主な業務内容は、道路予備設計B(延長1・68㌔㍍)のほか、平面交差点予備設計が南端の台原南小泉線および北端の鶴ケ谷中山線との交差部など4カ所、擁壁・補強土の予備設計4カ所。また4級基準点測量、現地測量、路線測量に加え、土質ボーリング、岩盤ボーリングなどを含む。履行期限は25年3月31日まで。
なお、30日には用地測量業務も公告。開札日は同じ11月28日で14時30分に予定する。用地測量12・1㌶を行うもので、履行期限は25年3月31日。