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2023-11-30# 物件(仙台圏)

仙台市/宮沢根白石線南光台工区の予備設計/サトー技建が候補/小松島~南光台の延長約1.7kmが対象

仙台市は、都市計画道路・宮沢根白石線南光台工区の予備設計測量調査業務を28日に開札し、4869万7833円で応札したサトー技建を落札候補者とした。今後、事後審査を経て落札決定する。

宮沢根白石線は、仙台市若林区舟丁地内から泉区寺岡4丁目地内に至る全長約20・27㌔㍍、幅員25㍍程度で計画。

起点側は、おおむねJR仙台駅の東側を北進し、国道4号と交差して富谷市を経由し、西側に向きを変えて終点に至るルートとなっている。

設計範囲は市街地北部の現在は住宅地となっているエリアで、2019年に開通した浦田工区の南側に隣接する区間。青葉区小松島新堤地内の市道台原南小泉線を起点に北進し、四条通りなどと交差して、南光台小学校西側の泉区南光台7丁目地内で市道鶴ケ谷中山線に接続する延長1・68㌔㍍、幅員36㍍。

21年度には予備設計Aを協和設計に委託している。今回は事業認可と用地買収に向けて予備設計Bをまとめる。路線上にはトンネルや橋梁といった大型構造物は設けないが、RC擁壁などを配置する計画。

主な業務内容は、道路予備設計B(延長1・68㌔㍍)のほか、平面交差点予備設計が南端の台原南小泉線および北端の鶴ケ谷中山線との交差部など4カ所、擁壁・補強土の予備設計4カ所。また4級基準点測量、現地測量、路線測量に加え、土質ボーリング、岩盤ボーリングなどを含む。

履行期限は25年3月31日まで。

 

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