岩沼市は、中心部を横断する市道二木大通線に沿って整備した配水管を更新するため、詳細設計を日水コンに委託している。

１０月１６日に指名競争入札を行ったもので、１落の４０００万円で落札。入札には同社のほか新日本設計、日本水工設計、オオバ、復建技術コンサルタント、日新技術コンサルタント、東洋設計事務所が参加し、パスコは辞退した。予定価格は４０７１万円、最低制限価格は３２３５万８０００円だった。

二木大通線は都市計画道路でもあり、市役所付近の桜１丁目を起点に西進して、北長谷内田地内に至る。今回の業務は、このうち延長約１㌔㍍にわたって布設した既存配水管を更新するため、詳細設計や測量調査、地質調査を各一式行う。

管径はφ２５０㍉㍍～３００㍉㍍で計画。主に開削工法で布設する予定だが、他路線との交差部などの対応は今後検討していく。履行期間は２０２５年３月１０日まで。

なお同路線のうち西側は数年前に管渠整備を終えている。