大郷町はきょう（１４日）付で「粕川地区防災コミュニティセンター新築工事」を公告する。

１０月に一度開札したが、入札者全ての金額が予定価格を超過し不落となったため再公告するもの。前回と参加資格は変更ないが、工事費を増額し１２月補正予算で２億１５４２万４０００円を追加計上している。

申請は来年１月１５日まで。入札は同２６日９時３０分に行う。

参加資格は県内に本社または支店を有する建築一式工事Ａランク（総合評定値８５０点以上）で、２０１３年度以降に延べ５００平方㍍以上の新築工事の元請け施工実績があること。

令和元年東日本台風で被害を受けた中粕川地区に、防災コミュニティセンターを整備するもの。このエリアは一級河川鳴瀬川水系吉田川沿いに位置しており、台風被害の復興に向けて８月には国から「大郷町かわまちづくり（推進主体：町、町かわまちづくり協議会）」の指定を受けている。

施設規模はＳ一部Ｗ造２階建て、延べ６７９・０５平方㍍。設計はＳＯＹｓｏｕｒｃｅ建築設計事務所が担当した。

工期は２４年３月３１日までとしているが、延長する見込みとなっている。