2024-01-16# 物件(仙台圏)
日本ファインセラミックス/宮城県富谷市・新工場の建設/戸田建設の設計・施工/2棟で延べ約1・1万㎡など、きょう地鎮祭
日揮ホールディングスのグループ会社である日本ファインセラミックス(仙台市泉区明通3の10 田中宏代表取締役社長)は、富谷市の富谷市高屋敷西土地区画整理事業地内に工場の新設を計画し、戸田建設の設計・施工で近く本格着工するため、きょう(16日)、現地で地鎮祭を行う。
建設場所は、同市富谷仏所226の111の高屋敷西工業団地内で、敷地は約12・5㌶。このエリアは国道4号や、仙台北部道路富谷ICからほど近く、大型ショッピングモールのコストコが立地している。工業および工業専用地域として整備され、同社のほか、日本特殊陶業グループのNTKセラテック(仙台市泉区)が立地を表明した。
ここにS造平屋建ての工場2棟、計延べ約1万0900平方㍍のほか、倉庫1棟を整備する。生産するのは、パワー半導体向け高熱伝導窒化ケイ素基盤など。総投資額は100億円を予定。2025年1月の完成、同年度内の操業開始を目指す。
同社は半導体製造装置用のセラミックスや、主にEV車に活用される半導体窒化ケイ素基盤の製造を手掛けている。
なお、土地の取得については親会社となる日揮ホールディングスが担当し、グループ会社となる日本ファインセラミックスが工場建設を行う。