2024-02-22# 物件(仙台圏)
仙台市/市民C、コミュニティCの整備計画/広瀬文化Cは24年度後半の工事発注へ/新規で6施設の修繕設計に着手
仙台市は2024年度当初予算案で文化センター、市民センター、コミュニティセンター等の整備となる「地域施設整備事業」に41億3893万2000円を盛り込んでいる。
このうち、新規では2施設の市民センター、4施設のコミュニティセンターの大規模修繕、改築設計の委託者選定を進める。
工事では24年度後半に広瀬文化センターの大規模修繕工事を発注する方針で、その後25年度から本格工事に着手する予定だ。
公共施設マネジメントプランに基づき、必要なサービスを持続的に提供し続けるため施設の長寿命化などを進める。
24年度から設計着手する市民センターの2施設は、1981年に宮城野区岩切三所南88の2地内に建設した「岩切市民センター」と90年に建設した泉区寺岡2の14の4地内にある「寺岡市民センター」。
コミュニティセンターは、97年に青葉区川内亀岡町63の1地内に建設した「川内コミュニティ・センター」、96年に宮城野区鶴ケ谷東1の1の50地内に建設した「鶴ケ谷東コミュニティ・センター」、80年に若林区連坊1の7の15地内に建設した「連坊コミュニティ・センター」の計3施設について新規に修繕設計を進める。このほか、71年に宮城野区鶴ケ谷3の17地内に建設した「鶴ケ谷コミュニティ・センター」は改築設計に着手する。
また、大型工事として「広瀬文化センター」の大規模修繕を計画中で、本年度に建築設計を東北設計計画研究所、設備設計を魁設計に委託した。
改修内容は外壁や屋上防水、内装に加え、給排水や受変電などの各設備の更新などを予定している。24年度当初予算案では25年度から26年度の債務負担行為に17億2300万円を設定。24年度後半に工事発注を進め、24年度中の工事契約、25年度早々の工事着手を目指している。