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2024-03-01# 物件(仙台圏)

東北大学/片平団地・研究棟の改修設計2件/参加表明は11日まで/RC4F、延べ2702㎡の2号館改修など

東北大学は「東北大学(片平)実験研究棟(多元研東2号館等)改修その他設計業務」と「同電気・機械設備設計業務」の2件について簡易公募型・環境配慮型プロポーザル方式の手続きを開始した。参加表明書の提出は今月11日、技術提案書の提出は4月1日まで。

建築の参加資格は文科省における設計・コンサルティング業務の建築(設計・施工管理)の認定を受けた、一級建築士事務所の登録業者など。

設備は同建築設備設計(設計・施工管理)の認定を受けた、一級建築士事務所の登録業者など。

仙台市青葉区片平2の1の1地内(東北大学片平団地構内)にある多元物質科学研究所の東2号館(RC造4階建て、延べ2702平方㍍、改修面積2702平方㍍)の改修、同3号館(RC造2階建て、延べ666平方㍍)の取り壊しと接続部の閉塞を行うもの。

2号館は築40年を経過し、実験室の狭あい化や建物の劣化、給排水施設の老朽化が進んでいる。特に断熱性や気密性が保たれていないことから、より精密な実験ができる環境にしたい考え。NearlyZEBとするほか、実験装置を集約し、開口部やガラスの壁を設けることで研究活動がより可視化できるようにする。なお取り壊す3号館は築後99年が経過する建物となっている(1925年建築)。

履行期間はいずれも12月27日まで。工事は12月から2025年11月までを予定している。

 

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