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2024-03-12# 物件(仙台圏)

名取市/愛島西部と閖上東に企業立地/半導体商社など3社が進出/それぞれ工場や商業施設を建設へ

名取市は、愛島西部工業団地(第2期)と閖上東産業用地に進出する立地企業3社を公表した。4月9日に市役所で立地協定式を行う。

愛島西部には、カーボン製品や半導体製造装置用部品などを取り扱う三幸(東京都港区浜松町2の5の5 神永俊浩取締役会長)が進出。閖上東には、ウエスや工業用消耗品などの製造販売を手掛けるキョクサン(北海道鷹栖町7線11号の132の72 山崎真嗣代表取締役社長)と、シャッター事業やドローン事業などを展開している鎌田工業メンテナンス(柴田町槻木上町1の66 鎌田一代表取締役)の2社が新たに進出する。

三幸は、愛島西部の約5800平方㍍を用地とし、半導体関連部品などを製造する工場を建設する。同社は仙台市青葉区に設計などを行う支社を構えており、市内で設計から製造まで可能とすることで効率化を目指す考え。

キョクサンは、閖上東の用地約2962平方㍍を使用する。自社製品の需要拡大に伴い、ウエスなどの原材料を調達・発送する工場を新設する計画。

鎌田工業メンテナンスは、閖上東の用地約1405平方㍍を用いて、レジャー事業の一環で「ゆりあげ港朝市」の来訪客などをターゲットとして飲食店と小売店を併設した商業施設を建設する。

 

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