2024-04-22# 物件(仙台圏)
利府町/水道管路整備計画の策定/第2四半期に指名競争入札/今後の市街化編入予定地区が対象
利府町は、都市計画で一般保留地区に位置付けられるエリアの水道管路整備計画の策定に向けて、第2四半期に指名競争入札で委託者を選定する予定だ。
宮城県が定める仙塩広域都市計画第8回線引き見直しで、利府町内では唄沢、菅谷・沢乙、新中堀・新宮ケ崎の3地区が、一般保留地区に位置付けられる見込みとなっている。
市街化区域編入面積は、唄沢地区が75・7㌶、菅谷・沢乙地区は53・3㌶、新中堀・新宮ケ崎地区は70・4㌶。いずれも組合施行による土地区画整理事業の実施を目指す。
5月に変更される県の都市計画区域マスタープランで位置付けされた後、保留地区解除の申し出を行い市街化編入となる。
業務では、今後の開発を見越した上水道整備基本計画を策定する。
各地区の概要を見ると、唄沢地区は、仙台北部道路しらかし台ICを中心とした開発を計画していることから、新たな工業・流通系の土地利用を誘導する。周辺にはしらかし台工業団地、白石沢工業団地があり、機能の連携を図る。
菅谷・沢乙地区は、イオンモール北館の南側に隣接するほ場一体を開発するもの。事業区域面積は52・3㌶、住居系(計画戸数700戸、計画人口2000人)、商業系、業務系、工業系としての土地利用を計画している。
新中堀・新宮ケ崎地区は、イオンモール南館の南側から仙台市との境まで広がるほ場を開発する。事業区域面積は63・6㌶、こちらも住居系(計画戸数770戸、計画人口2000人)、商業系、業務系、工業系としての土地利用を計画。