HOME

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2024-05-28# 物件(仙台圏)

県大崎広域水道/第二仙北団地の管路更新設計/申請は6月10日まで/半導体工場進出に伴う配水供給能力向上検討

宮城県大崎広域水道事務所は、大衡村の第二仙台北部工業団地への半導体企業の新工場進出などによる配水能力不足を想定し「仙北工水 第二仙北団地幹線外管路更新測量設計業務委託」を公告した。総合評価は簡易型・実績重視型を適用する。

参加申請は6月10日まで、入札書および技術資料の提出は同12日まで受け付け、翌13日10時に開札する。予定価格は2933万8000円。

参加資格は、県内に本社または営業所を有する建設コンサルタント(上水道および工業用水道)A等級かつ、測量(公共測量)A等級など。

この業務は、第二仙台北部工業団地へ半導体企業などの新工場が進出する予定を受け、配水能力が不足することが事前検討から予測されている第二仙北団地幹線および第二仙北中央平枝線の配水管に関して、布設替えもしくは新設による配水能力向上について詳細設計を行い、工業用水道の安定した供給が図られることを目的とする。

業務場所は大衡村中央平地内。業務内容は延長3・47㌔㍍を対象とする路線測量と設計業務など。

配水管の設計に関しては、既設管φ150~300㍉㍍を全てφ400㍉㍍に布設替えすることで、必要な配水量を確保できると想定しているが、既設管φ150㍉㍍から300㍉㍍をそのまま使用し、φ400㍉㍍未満の配水管を新設することで必要な配水量を確保できないかなど、経済性や維持管理の観点から最適な布設ルートや口径などの配水流量の確保方法について比較検討する。

履行期間は2025年3月21日まで。

 

#記事カテゴリー