HOME

  • みやぎ建設新聞
  • ピックアップ記事
  • さくら/工場兼事務所が着工/設計・監理はタケヤマセッケイ、施工は鎌田建設/2棟で延べ計1370㎡、女性や高齢者が活躍する工場に

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2024-06-28# 物件(仙台圏)

さくら/工場兼事務所が着工/設計・監理はタケヤマセッケイ、施工は鎌田建設/2棟で延べ計1370㎡、女性や高齢者が活躍する工場に

配管工事などを手掛けるさくら(七ヶ浜町遠山1の8の34 高橋和義代表取締役社長)が仙台市宮城野区蒲生地区で計画する工場兼事務所新築工事が着工し25日、現地で地鎮祭を行った。設計・監理はタケヤマセッケイ、施工は鎌田建設が担当。来年1月末の完成を目指す。

さくらは、各種配管工事や機械器具設置工事、ダイヤモンドコア削孔などを手掛ける。仙台市宮城野区蒲生3丁目に仙台工場を持ち、各種ユニットや架台など加工品の製作も行う。今回、ユニット製作などの事業を強化するため、新工場の建設を決めた。

用地は蒲生1の108の8の敷地2853・98平方㍍を確保。2022年、仙台市が募集した土地区画整理事業地内の市有地利活用事業者に選定されたもので、経済産業省の津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金の採択も受けている。

天井クレーンを据え付けたS造平屋建ての工場と、3階建ての事務所を一体的に建設する。延床面積は工場部分が866・66平方㍍、事務所部分が504平方㍍。事務所の1階には託児所を併設し、女性社員が働きやすい職場環境を整える。

式典には関係者ら50人が出席。タケヤマセッケイの武山良一代表取締役、さくらの高橋社長、鎌田建設の鎌田晴義代表取締役らが神事を行い無事完成を願った。

高橋社長は「子育て世代が働きやすい職場環境をつくりたい。また高齢者が活躍できる職場でもありたい。当社のスローガンに共鳴し協力をいただいた関係各位と仲間に感謝したい」とあいさつした。鎌田建設の鎌田代表は「高橋社長は地域産業界をけん引する若手のリーダー。その熱意に応えられるよう、無事故無災害で高品質の工場・事務所を引き渡す」と誓った。

 

#記事カテゴリー