東北防衛局は「大和外（６）庁舎新設等建築設計」「霞目外（６）格納庫新設等建築設計」を開札し、それぞれＳＵＮ総合、みやび建築工房に決定した。

大和外（６）は、開札日が６月１３日で、１落の８０００万円、評価値２２・２２１（技術点１１・８１１＋価格点１０・４１０）でＳＵＮ総合。入札には同社のほか、エーシーエ設計が応札し予定価格超過となり、松下設計は辞退した。予定価格は９６７９万５０６６円、調査基準価格は７４８５万１３５５円。

霞目外（６）は、６月１１日に開札し、１落の４３００万円、評価値３１・２１９（技術点２６・４５６＋価格点４・７６３）でみやび建築工房。入札には同社のほか、宮建築設計が応札し予定価格超過となり、アレックスとＳＵＮ総合は辞退した。予定価格は４６７０万８５６８円、調査基準価格は３６２２万４４８４円。

大和外（６）は、大和町の大和駐屯地にＲＣ造４階建て、延べ約５８００㍍の庁舎と、Ｓ造平屋一部ＲＣ造２階建て、延べ約１１００平方㍍の倉庫を新設するための設計や、既存庁舎の解体設計などを行う。このほか王城寺原演習場、反町弾薬支処、多賀城駐屯地、松島基地で隊舎の内装改修設計などをまとめる。履行期間は２０２５年６月３０日だが、一部業務は同年３月１５日まで。

霞目外（６）は、仙台市内の霞目駐屯地でＳ一部ＲＣ造平屋建て、延べ約２７００平方㍍の格納庫新設、仙台駐屯地でＲＣ造２階建て、延べ２２９５平方㍍の庁舎耐震改修に向けて建築設計を作成。このほか霞目地区、仙台地区、宮城県柴田町の船岡駐屯地、船岡地区で宿舎の改修設計などを実施する。履行期間は２５年３月１５日。