国家公務員共済組合連合会（ＫＫＲ）は８日、同会が所有する仙台市太白区長町の宅地を売却するため一般競争入札を公告した。

参加資格は、宅地建物取引業者の資格を有すること。入札参加希望者は、配付書類申込書をＫＫＲへ請求し、書類を配付後、入札参加申込書および誓約書を９月６日までにＫＫＲへ持参、または電話連絡の上で郵送（期限内必着）で受け付ける。

配付書類等の請求・提出場所および問合せ先は、ＫＫＲ管財・営繕部仙台長町担当（東京都千代田区九段南１の１の１０、☎０３─３２２２─１８４１〈平日９時３０分～１７時〉、ＦＡＸ０３─３２２２─３７１７）。

入札は９月１３日１０時（受付９時４５分から）に、仙台市青葉区花京院１の２の１５ＴＫＰガーデンシティＰＲＥＭＩＵＭ仙台西口カンファレンスルーム７Ｋで行う。

対象となる不動産は、仙台市太白区長町７丁目２０１番５号（旧住居表示＝太白区長町７の１９の６）の宅地８１８・１８平方㍍（用途地域＝近隣商業地域、建ぺい率８０㌫、容積率３００㌫）。ＪＲ東北本線長町駅から徒歩９分、仙台市地下鉄南北線長町南駅から徒歩８分に位置するところ。　

ＫＫＲによると、同物件は第三者による社宅敷地として使用された後、２０２２年に建物等が解体撤去された更地で、瓦礫等の産業廃棄物は敷地外に搬出されてはいるが、多少の建材クズ等が地中に残存する可能性が否定できない。それを含めた現状有姿（土留、看板等を含む）での引き渡し、当該物の撤去等が必要とされる場合は、買主の責任と負担で対処するものとしている。

また、仙台市都市再開発方針に基づく２号再開発促進地区に属しており、同方針では、商業・業務をはじめとした都市機能の集積や、総合設計制度等を活用した質の高い中高層住宅による都市型居住の推進、オープンスペースの創出を図っていること。駐車場整備地区内のため、一定規模の建築物には駐車場附置が義務付けられることなどを参考事項として公表している。