仙台市は、「北仙台中学校校舎等増改築工事」「上野山小学校校舎等増改築工事」「黒松小学校校舎等増改築工事」の３件の開札を１０日に行い、落札候補者を決定した。

北仙台中は２３億２０００万円で仙台土木建築工業・石井組・皆成建設ＪＶ、上野山小は１９億２１００万円で阿部建設・仙台土木建築工業・サイト工業ＪＶをそれぞれ候補者として選定した。参加者は１ＪＶのみ。

黒松小には２ＪＶが参加。落札候補者は１２億１２００万円で巧成建設・支倉建築企画ＪＶとなった。このほか、阿部和工務店・中城建設ＪＶが参加した。

３件とも８月上旬ごろの落札決定を予定している。

工事概要は北仙台中がＲＣ造２階建て、延べ５２３２・２５平方㍍の校舎および屋内運動場、プールの建築で、設計は建築が楠山設計、設備が東北設備設計事務所。

上野山小はＲＣ造３階建て、延べ５６８７・５平方㍍の校舎、屋内運動場の建築で、設計は建築が構建築設計事務所、設備が仙台総合設備計画。

黒松小はＲＣ造地下１階地上２階建て、延べ４０８８・４３平方㍍の校舎の建築のほか、既存校舎および渡り廊下の改修も進める。設計は建築が昴設計、設備が新設備設計事務所。

工期は３件とも２０２６年３月末まで。