2024-07-18# 物件(仙台圏)
仙台市/市体育館の改修/大規模改修7件を発注/建築、電気、機械は9月を予定
仙台市は太白区富沢にある市営体育館(カメイアリーナ仙台)の大規模改修を予定しており、本年度に7件の工事を発注する。
7月公表分の発注見通しによると建築、電気、機械の3件は9月に予定。照明設備、舞台音響設備、舞台機構設備、エレベーター設備の4件は来年1月に発注するとしている。
太白区富沢1の4の1地内の敷地1万9733平方㍍に建つ市体育館は1984年に建設された。
規模はRC一部S造地下1階地上3階建て、延べ1万8564・21平方㍍。プロバスケットボールBリーグ・仙台89ERSのホームアリーナとしても使用されている。内部には、4681席を備えた65㍍×40㍍の第1競技場のほか、第2競技場、温水プール、トレーニング室、軽運動場、幼児体育室、体力測定室などを備える。
供用から35年以上経ったため、公共施設マネジメントに基づいて長寿命化を図る。
主な改修内容は外装、屋根の防水改修、タイルの張り替えや、トイレ改修、部分的な模様替えなどを予定している。
改修設計は昨年度委託しており、建築は東北設計計画研究所、設備は総合設備コンサルタントが担当。工期は建築改修が21カ月、そのほか6件が19カ月を予定している。