仙台市は、広瀬文化センター等複合施設の大規模改修を計画しており、１２月に建築、機械設備、電気設備３件を発注する見込みだ。

青葉区下愛子観音堂５地内で、宮城総合支所の西隣りに位置する敷地６７４７平方㍍に建つ広瀬文化センターは、１９９１年に建設した施設。６０５席を備えたホールや市民センターと図書館の機能を有している。構造規模はＲＣ造地下１階地上４階建て、延べ４６８７・２３平方㍍。

供用開始から３０年以上経過したことを踏まえ、公共施設マネジメントの考えに基づき、外壁や屋上防水、内装に加え、給排水や受変電などの各設備も改修する。

設計は昨年度委託しており、建築は東北設計計画研究所、設備は魁設計が担当。工期は約２０カ月間を予定。