仙台市水道局は６日、「口径５００㍉㍍岩切配水幹線（日の出町以北）更新設計」を制限付き一般競争入札で公告した。

参加申請は９月３日まで。開札は同１１日１０時に行う。参加資格は市内に本店または支店、営業所を有する建設コンサルタント上水道部門の登録者。２００９年度以降に元請けで、口径４００㍉㍍以上の上水道配管設計、シールド工法の設計、水管橋の設計の全てについて業務完了実績があること。

宮城野区新田東１丁目から岩切１丁目地内にかけて、岩切配水幹線を更新するため設計と測量、地質調査をまとめる。幹線は開削工法とシールド工法で検討している。

開削工法となる路線Ａは、新田３丁目地内から燕沢前塚地内まで、新しいルートで整備する延長６３７㍍。開削工法は口径４００㍉㍍以上としており、延長６１０㍍。残る延長２７㍍は水管橋で、高野川に架かる。

また、シールド工法区間の路線Ｂは、主に県道仙台松島線沿いとなる延長８４３㍍。燕沢東１丁目地内から国道４号と交差して岩切１丁目地内までの県道沿いは、既設管と同様のルートとなる。燕沢前田地内から燕沢東１丁目までは新設部分となる。

また、路線ＣとしてＪＲ東北本線と交差する部分に、既設管内への挿入管（φ７００㍉㍍以下）延長５０㍍の設置に向けた設計もまとめる。

履行期限は２５年１１月２８日まで。