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2024-08-26# 物件(仙台圏)

東北大学/片平団地・ナノスピン研究棟の空調改修設計/総合設備計画に決まる/半導体研究環境確保へクリーンルーム更新など

東北大学は「基幹・環境整備(ナノ・スピン総合研究棟クリーンルーム空調設備)設計業務」の一般競争入札を7日に実施し、2随の580万円で総合設備計画に決めた。入札参加者は同社のみ。予定価格は598万円。

対象は仙台市青葉区片平2の1の1地内(片平団地構内)にあるナノ・スピン総合研究棟。S造地下1階地上5階建て、延べ7315平方㍍の規模で、うち今回の改修面積は2639平方㍍。2004年に建築された。

老朽化が著しいクリーンルームなどの機能改善を図る目的で、照明取り替えと機器更新設計を行う。世界トップレベルの次世代半導体研究開発環境を確保するもので、工事は概算をWTO対象工事として第4四半期に発注予定。

改修により高速性と大容量性を確保し、低消費電力性にも対応できる次世代半導体技術の確立に向け、民間企業とも連携し、基礎から応用まで幅広いテーマでの先端的研究を加速させる。

履行期限は25年2月28日まで。ただし工事発注に必要な成果品の提出は11月27日を期限とする。

 

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