宮城県は２日、県有財産の売り払いとなる「運転免許試験場市名坂庁舎跡地」の一般競争入札を行った。この結果、４５億６１０１万９０００円でタカラレーベンが落札した。入札には同社を含め３社が参加。最低売却価格は２２億９９００万円だった。

対象地は仙台市泉区市名坂石止４４の２、１４０の２、明神３１の１で、面積は２万５１９２・６１平方㍍。市名坂小学校の南側隣接地で、仙台徳洲会病院や各種商業施設にも近接するところ。

地目は宅地で、現況は更地となっており、用途地域は第二種住居地域の第３種高度地区に指定されている。建ぺい率は６０㌫、容積率は２００㌫。建築物の建築または特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更を伴う場合は、仙台市から開発行為の許可を受ける必要がある。

県議会の議決を経て売買契約を締結する。