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2024-10-09# 物件(仙台圏)

大衡村/役場庁舎の長寿命化調査/楠山設計に決まる/2棟で計延べ3859㎡ 来年度にも工事へ

大衡村は、役場庁舎と、同庁舎に接続している平林(たいらばやし)会館の長寿命化改修工事に向けて、調査業務を楠山設計に委託した。4日に指名競争入札を行い、1落の380万円で決定。入札には同社のほか構建築設計事務所、関・空間設計、盛総合設計、相和技術研究所が参加した。

役場庁舎は1982年建設のRC造3階建て、延べ2663平方㍍。平林会館は83年建設のRC造3階建て、延べ1196平方㍍。

業務では長寿命化改修を施す箇所の優先度を検討するほか、各種調査を行う。今回の調査で、修繕箇所や規模を見極める。改修設計の委託時期は未定だが、2025年度から工事に着手したい考え。

建築としては屋上防水、外壁などを対象とするほか、コンクリートの中性化試験(コア法)を実施する。電気設備は受変電設備や動力盤などが対象。なお、庁舎内の照明についてはすでにLED化している。機械設備は配管の内視鏡検査4カ所など行う。

履行期間は25年3月14日まで。

 

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