利府町は、役場庁舎の北側を通る水道管路の更新に向けた実施設計を東京設計事務所に委託して進めている。業務名は「利府字八幡崎（はちまんざき）地内ほか基幹管路更新実施設計業務」。

対象は八幡崎住宅付近から北東方向へ、利府町役場の北東側まで主に町道下に布設しているφ３００～４００㍉㍍の基幹管路。耐震性が確保できていないため、耐震継手の管路に更新する。

延長は１㌔㍍程度。基本的には開削工法を想定するが、埋設物など支障物の状況を踏まえて確定する。県道塩釜吉岡線との交差部は延長数十㍍の小口径推進工法の採用も視野に調整している。

履行期限は１２月２０日。道路管理者など関係機関協議や予算確保といった準備ができ次第、着工したい考え。全体工事期間は３カ年程度以上が見込まれる。