仙台市水道局は６日付で、「青葉山配水所更新工事（本体工事）」を制限付き一般競争入札で公告した。

参加申請は今月２６日まで。開札は１２月４日１４時に行う。予定価格は７億８０９０万３０００円。

参加資格は市内に営業所を有する水処理施設工事の格付評点が７５０点以上で、２００９年度以降に完成した上水道施設工事で鉄筋コンクリート（ＲＣ）造・プレストレスト・コンクリート（ＰＣ）造・鋼製・ステンレス鋼製の配水池、浄水池、送配水施設に係る調整池の新設または更新工事の実績など。

青葉区荒巻青葉３４１の１ほか地内にある青葉山配水所は耐震性が不足しており、将来的な水需要を考慮しダウンサイジングした上で更新を行う。併せて、青葉台配水ポンプ場を同じ敷地内に移設する。

新しい配水池は、杭基礎のＲＣ造で容量１５００立方㍍（７５０立方㍍×２池）。

工事では、このほか杭基礎（ＰＨＣ杭＋ＳＣ杭１８～１９㍍）４６本、場内および池内配管（ＮＣＰφ３００㍉㍍・ＮＣＰφ１５０㍉㍍・ＤＩＰφ３００㍉㍍・ＤＩＰφ１５０㍉㍍）一式。既設のＲＣ造の配水池（２０００立方㍍×２池）の撤去と、場内および池内の配管工（φ３００㍉㍍およびφ１５０㍉㍍）なども含む。ポンプ棟は、杭基礎のＲＣ造地下１階地上１階建て、延べ１０５平方㍍で構築する。既設ポンプ棟の撤去も含む。工期は２８年３月３０日まで。

耐震診断と更新基本設計は日本工営、更新実施設計はＮＪＳが担当した。