2024-11-21# 物件(仙台圏)
東北大学/WTO・青葉山1団地の総合研究棟設計2件/参加表明は12月2日まで/免震RC6F約1万㎡、26年着工へ
東北大学は、青葉山総合研究棟(仮称)の新営に向けた建築設計と電気・機械設備設計を、それぞれWTO対象の公募型プロポーザルとして20日付で公告した。青葉山1キャンパスにRC造6階建て、延べ1万0500平方㍍の新研究棟を整備する。今月に認定を受けた国際卓越研究大学の体制強化計画の実現へ、新たな研究体制確立を図る。
ともに参加表明書は12月2日まで。技術提案書は2025年1月21日まで提出する。特定は同31日とし、2月3日から結果の閲覧開始となる。
参加資格は、建築が文科省における設計・コンサルティング業務の建築(設計・施工管理)の参加資格認定を受けていること。設備が同じく設計・コンサルティング業務の建築設備設計(設計・施工管理)の参加資格認定を受けていること。
施工地は仙台市青葉区荒巻青葉6の6地内で、東北大学青葉山1団地構内。同団地内の東側で、機械・知能系校舎の南側に当たるところ。
業務内容は当該研究棟と駐輪場(約200台)新営設計のほか、機械知能系クリーンルーム棟、物置、駐輪場6棟の計8つの構造物の解体設計とする。
新研究棟にはプレキャスト・コンクリートの採用を予定。1階には講演などで300人以上が使用できる共創スペース、2~6階には間仕切りできる研究ユニットスペースを配置するほか、事務スペースや多目的スペースなどを置く。エネルギー消費性能はNearly ZEB以上とする。
履行期間は26年5月29日までだが、新営工事発注に必要な成果品は同年1月30日まで提出する。工事は同年6月から28年10月までに実施予定。