2024-11-26# 物件(仙台圏)
宮城県/宮城広瀬高の大規模改修設計/申請は12月9日まで/RC4F、延べ7770㎡の校舎改修など
宮城県は25日付で「宮城広瀬高校舎等大規模改修設計業務委託」を総合評価落札方式(簡易型・実施方針型)で公告した。
参加申請は12月9日まで、入札書は同11日まで受け付け、翌12日9時50分に開札する。予定価格は7116万5000円。
参加資格は、県内に本社を有する建築設計(建築)A等級など。
仙台市青葉区落合4の4の1に所在する宮城県宮城広瀬高等学校を新たなタイプの学校「ideal(アイデアル)スクール」に転換する計画の一環で、施設などの機能向上と長寿命化を図る。2027年度の開校を目指し、設置課程は全日制・普通科・単位制を導入する。募集定員は200人。
業務概要は大規模改修設計がRC造4階建て、延べ7770平方㍍の校舎棟、RC造平屋建て、延べ69平方㍍のボイラー室棟のほか、屋上防水、外壁、内部の各改修など。新築設計については延べ7770平方㍍の仮設校舎をまとめる。なお設備設計、外構設計も含む。履行期間は26年12月11日まで。
改修方針は、躯体の中性化対策の検討をはじめ、内部の床・壁・天井および建具の全面更新、外部のサッシやガラスは全面断熱化と複層ガラスに更新して断熱性向上を図る。照明器具はLED化し、冷暖房・換気設備は配管の全面更新などに取り組む。
直接工事費に関しては改修が19億4900万円、仮設校舎の新築が8億2800万円を試算する。工期は新築が26年3月から27年2月、改修が27年10月から30年7月までとなっている。
また宮城県は同日に「古川支援学校高等部教室等改修設計業務委託」を公告した。最低価格落札方式を採用している。
申請は12月9日まで、入札書は同11日まで受け付け、翌12日10時10分に開札する。予定価格は1407万5000円。
参加資格は、県内に本社を有する建築設計(建築)A等級など。
大崎市古川飯川熊野40の2に所在する古川支援学校(旧大崎市立志田小学校校舎)の高等部棟(RC造2階建て、延べ1627平方㍍)を対象に、屋上防水と外部・内部の改修設計、S造2階建て、延べ約30平方㍍の昇降路増築設計などを行う。設備設計も含む。履行期間は2025年7月31日まで。
なお直接工事費は4億0993万6000円を試算し、工期は25年12月から26年11月までを見込む。