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2025-01-14# 物件(仙台圏)

利府町/町営住宅建替事業プロポ/橋本店グループを特定/BT方式で実施 提案金額は31・6億余

利府町は10日、町営住宅建替事業の事業者選定に向けた公募型プロポーザル手続きの結果を公表し、代表企業を橋本店とするグループを特定した。構成企業は大成ユーレック、昴設計、アート引越センターの計4社となる。

PFI法に基づき、町有地に事業者が住宅を整備した後、町に所有権を移転するBT方式で実施する。同法を導入しての公営住宅整備は宮城県内初の試み。

提案価格は31億6277万5000円。提案上限額は31億6300万円(いずれも税込み)。1月中に基本協定を締結する予定。審査には同グループのほか、青木あすなろ建設を代表企業とするグループが参加した。

町が管理している町営住宅5カ所のうち、耐用年数を超えている85戸を集約し、現在は町営八幡崎住宅が建つ八幡崎69の2ほか地内に建て替える。

事業コンセプトは「やさしさとつよさを兼ね備えた住まい」で、コミュニティ形成のしかけや、災害、防犯性により配慮した住宅を提供する。

対象エリアは町道を挟み、北側・南側の2ブロックに分かれ、南は30戸1棟、北は25戸1棟、30戸1棟、集会所を整備する。全てPC造5階建てで延べ約1500~1600平方㍍規模となる。このほか既存住宅11棟43戸の解体、入居者移転支援業務を実施。

支援業務はランドブレインが担当した。

 

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