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2025-02-25# 物件(仙台圏)

宮城県/WTO・県民会館複合施設の建築/291億余で鹿島JVが候補/設備3件は来年度に再公告

宮城県は、WTO対象の県民会館・NPOプラザ複合施設新築の建築工事を21日に開札し、1落の291億2000万円で鹿島・橋本店・阿部和工務店JVを落札候補者とした。総合評価を経て落札決定し、6月議会の承認を経て本契約する見通し。

入札に参加したのは同JVのみで、予定価格は291億2000万円、調査基準価格は267億9040万円だった。

建設場所は仙台市宮城野区宮城野2の301の1の一部地内で、都市計画道路・元寺小路福室線沿いとなる仙台医療センター跡地の約5万3200平方㍍。基本・実施設計は石本建築事務所が作成した。

施設規模は、複合施設棟が基礎免震構造を採用するSRC一部RCおよびS造地下1階地上4階建て、延べ3万1996平方㍍。このほか屋外便所棟、屋外通路棟、駐車場通路棟など。

盛り込む機能は、約9000平方㍍のホール、約3800平方㍍の創造・育成・連携拠点部門(スタジオシアター、スタジオなど)、約600平方㍍のNPO部門(交流サロンなど)、約4300平方㍍の交流・コミュニティ部門(ギャラリーなど)、約1万0600平方㍍の管理運営部門(事務室など)。

ホールは1~4階までで約2200席を確保し、東北初となる主舞台開口約18㍍×奥行18㍍の四面舞台を備える。1~2階のスタジオシアターは最大約600席、1階のスタジオは最大約300席を設ける。

工事概要は、建築工事で複合施設棟・屋外便所棟・屋外通路棟のほか、昇降機と外構の各一式。工期は2028年11月30日。開館時期は28年度内を予定している。管理運営はシアターワークショップが担当。

また、関連する設備工事は昨年12月17日の開札で、空調が不調、電気が不落となったほか、衛生は同23日の開札で不落。このため善後策を検討した結果、いずれも来年度に再公告する。

舞台設備については昨年12月17日の開札を経て、三精テクノロジーズが落札候補者となっている。

 

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