HOME

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2025-02-27# 物件(仙台圏)

仙台市/生出複合施設の整備/第2四半期にも公告へ/延べ2053㎡、27年度開館を目指す

仙台市は、太白区生出地区に計画している市民センターなどの機能を担う「生出地域複合化公共施設」について、来年度に工事を発注する。建築、機械、電気の3件分割で、第2四半期にも公告を予定しており、2026年3月の契約、同年4月の工事着手を目指す。

整備費は25年度当初予算案で施設部門ごとに債務負担行為を設定。市民センター分で9億7200万円、児童館分で3億3300万円、診療所分で2億8000万円、保健センター分で1億4000万円、証明発行センター分で3600万円、老人憩の家分で3500万円を、それぞれ26~27年度分で設定している。

太白区茂庭2の8の1地内にある既存の生出市民センターは、診療所、保健センター、証明発行センターの機能が入る複合施設。築後40年ほど経過し老朽化が進んだため、太白区茂庭新熊野地内に所在する既存市民センターの東側隣接地に移転新築する。生出地区は宅地開発が進み子どもの数が増えていることから、生出小学校区に未設置の児童館機能も盛り込む。

施設はRC一部S造2階建て、延べ2053・93平方㍍で計画。機能ごとの延床面積は、市民センター1222・33平方㍍、児童館330・30平方㍍、診療所(内科)・薬局329・20平方㍍、保健センター132・10平方㍍、証明発行センター40平方㍍。設計は建築が昴設計、設備はE.I.S設備計画が担当した。

古民家をモチーフとした外観デザインとし、体育館などの屋根は切妻造とする。隣接駐車場からの出入りやイベント時の資機材運搬の動線を考慮して各施設を配置。住民をはじめとする利用者が気軽に集える交流スペースを施設の中心に設けるほか、カウンター席のスペースを確保して単独での利用も気軽にできるよう配慮した。吹き抜けの空間は和モダン調のデザインで、居心地の良い空間を目指す。

また脱炭素化の流れを踏まえ、ZEB化の先行実施施設に位置付ける。体育館屋根には太陽光パネルの設置を想定する。

開館は27年度内を目指す。開館後に既存施設を解体し、跡地は公園と駐車場として整備する方針。28年度に解体設計と実施設計をまとめ、29~30年度に工事を行い、31年度の利用開始を予定している。

 

#記事カテゴリー