2025-03-21# 物件(仙台圏)
名取市/名取中央SIC周辺 市道3路線の改良/第1四半期に詳細設計を入札へ/計約3.7km、いずれも全幅20m超に拡幅
名取市は、仙台東部道路・名取中央スマートIC周辺に計画している市道3路線の改良事業について、来年度第1四半期に詳細設計の指名競争入札を行う予定だ。全路線を1件の業務にまとめて発注する方針。社会資本整備総合交付金事業で、採択後に入札する。当初予算には同業務委託料に1億4805万円を確保した。
対象の市道は関下植松線、飯野坂杉ヶ袋線、鹿島猫塚線で、いずれも拡幅を行う。3路線を合わせた延長は約3・7㌔㍍で、全て2車線で計画している。
関下植松線は、イオンモール名取南側の橋梁(舟橋)から南へ伸び、県道仙台館腰線に至る路線。延長2360㍍のうち、これまでに飯野坂杉ヶ袋線との交差部から南北に分けて予備設計に着手している。現況幅員は約10~13㍍で、北側約560㍍は20㍍に、南側約1800㍍は26㍍に拡幅する。
飯野坂杉ヶ袋線は、名取中央スマートICへの出入口が置かれ、県道塩釜亘理線と国道4号を結んでいる。関下植松線との交差部から延長約750㍍で、現況幅員約9㍍を26㍍に拡幅する。都市計画道路としての名称は名取中央スマートインター線となる。
鹿島猫塚線は、関下植松線の東側に並行する路線で、南側は飯野坂杉ヶ袋線と交差する。計画では延長約580㍍で、現況幅員約10~13㍍を23㍍に拡幅する。都市計画道路としての名称は名取中央スマートインター地区中央線。
いずれも詳細設計の中で、右折レーンの有無と位置などもまとめる。工事は数工区に分割して2026年度から数カ年をかけて行う。構造物は計画していない。
予備設計は、関下植松線(北側)、飯野坂杉ヶ袋線と鹿島猫塚線の3路線をオオバが担当。関下植松線(南側)と飯野坂杉ヶ袋線を協和設計がまとめた。
周辺では名取市飯野坂東部土地区画整理事業も進んでおり、複数の物流倉庫が新設(一部稼働中)され、新たな物流拠点としての機能を担う。また、名取中央スマートIC付近には民間主体の「名取中央スマートIC周辺土地区画整理事業」が計画され、組合設立準備委員会が発足した。
特定保留地区に位置付けられていたエリアで、増田川の南側で仙台東部道路と名取中央スマートICの西側に当たる約54・1㌶について、住宅地、工業地、商業・業務地として開発する。事業期間は25年度から30年度までを予定。コンサルタント業務はオオバが参画している。計画世帯は約760戸、人口は約1900人を見込む。今年5月にも市街化区域編入の都市計画決定・告示が予定されている。