2025-04-03# 物件(仙台圏)
海上保安庁/海上保安学校宮城分校を増設/整備局が7月に設計プロポ/整備士の養成へ 着工は27年度
海上保安庁は、岩沼市の仙台空港敷地内にある海上保安学校宮城分校で、整備士の養成に向けて教舎と寮の増設を計画している。本年度に事業化し、東北地方整備局が6月に敷地調査を一般競争で、7月に設計業務を公募型プロポーザルで公告する見通し。
2022年12月に決定した「海上保安能力強化に関する方針」により、航空機の配備を増強するため航空要員の増員・確保が求められている。このうち整備士の育成に向けて、既存施設では手狭なため新たな研修生寮と教舎を整備する。
新設する2棟は、既存施設の隣接地で未利用となっている場所に建築する。大掛かりな造成工事は必要が無い見込み。
想定する施設規模は、教舎がRC造2階または3階建て、延べ約1299平方㍍。寮棟が同延べ約1605平方㍍。既存施設との機能分担や動線を考慮してこれから詳細を詰めるが、教舎には座学だけでなく実習も可能な設備を導入する可能性がある。
また、施設には木材も取り入れるが基本的にはコンクリート構造とする。本年度に委託する設計業務には、既存校舎(RC造3階建て、延べ約1925平方㍍)のトイレなど内部改修と外構の改修設計を含む。
施設整備を担当する東北地方整備局は、本年度に2件の業務を発注する。敷地調査は履行期間が約4カ月で地質調査を行う。設計は基本・実施の一括とし、履行期間は約13カ月。
今後、26年度までに設計をまとめ、積算を経て27・28年度に工事を行う。工事も東北地方整備局が担当する公算が高い。事業期間は28年度までとしており、総事業費は約13億円を試算する。