大郷町は６日、２０２３年度６月補正予算案を公表した。一般会計には２億６８８４万９０００を追加し、当初からの累計は５８億４３８４万９０００円となった（詳細は後日掲載）。

建設関連では、庁舎建設にかかる支援業務に５９０万７０００円を計上した。庁舎建て替えに向けた業務としては初の予算計上となる。同町粕川西長崎５の８地内にある役場庁舎は、１９７９年に建設したＲＣ造地下１階地上３階建て、延べ２７３６・３４平方㍍の施設。２０３０年で耐用年数を迎えるため、庁舎建設基金を積み立ててきた。今回予算付けした支援業務は、庁舎建設の事業化に向けた構想策定に当たり、建設場所や規模を含めた全体プロセスを考えるための支援業務を想定している。また、庁舎建設事業講師謝金として６万８０００円が付いた。

このほか、民間の家屋に近い急傾斜地の調査測量設計業務に１２７２万４０００円を付け、Ｂ＆Ｇ海洋センター改修工事発注支援業務に４９万円、施設改修設計業務に３６３万円をそれぞれ充てる。