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2024-02-08# 物件(大崎・栗原)

大崎市/24年度当初予算案を発表/一般会計は638億余/医療拠点施設の設計に1.4億余

大崎市は7日、2024年度当初予算案を発表した。

一般会計は638億6000万円で、23年度当初と比べ0・7㌫の増となった。性質別の普通建設事業費は60億4979万4000円で、18・5㌫の増加となった。

特別会計の総額は292億9225万1000円で、1・9㌫の減、企業会計の総額は462億1569万1000円で、2・8㌫の増となった。全会計の総額は1393億6794万2000円で0・8㌫の増(詳細は後日掲載)。

建設関連では病院事業会計から「地域医療連携拠点施設整備事業」の基本・実施設計費に1億4871万1000円を計上した。大崎市古川穂波にある市民病院の駐車場敷地内に大崎地域における持続可能な医療提供体制を実現させるため地域医療連携の拠点となる施設を整備する。施設規模はS造3階建て、延べ3000平方㍍程度を想定し、夜間急患センター感染症対応スペースや研修室などを設ける。25年度から26年度で建設を進め、26年度下期の開所を目指す。

教育関連では、古川第四小学校の大規模改造工事費などに2億7311万3000円、25年度までに7億7228万5000円を限度額とする債務負担行為を設定した。老朽化が進む校舎の外壁や屋根、設備の改修のほかトイレの洋式化、天井の耐震化などを行うもので24年度から工事に着手する。

このほか体育施設改修事業に4億0046万円を計上。主に市民プールの大規模改修に向けた設計費、古川総合体育館の耐震工事、三本木総合体育館の競技場床面塗装塗替工事などに充てる。

土木関連では古川地域12橋などの橋梁長寿命化の修繕に2億9000万円、古川と松山地域の計3路線の社会資本整備事業に3億3017万8000円などを盛り込んだ。

また、継続事業として市営住宅整備に13億4483万8000円を計上し、岩出山で建設中の上川原住宅等の整備に充てる。

 

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