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2024-06-25# 物件(大崎・栗原)

栗原市/定住促進宅地の設計公告/若柳公民館跡地で測量など/分譲計画地4カ所の初弾

栗原市は24日付で「旧若柳公民館敷地住宅分譲測量設計業務」の一般競争入札を公告した。本年度から着手する定住促進宅地分譲地整備事業の一環。市の保有する遊休地4カ所を有効活用し、若者定住対策で住宅用地として整備する。良質で快適な住宅分譲地を提供することにより、新たな定住人口を創出することが狙いだ。

参加申請は7月1日まで受け付け、入札は同10日16時10分から行う。参加資格は市内に本店、支店・営業所を有し、測量設計一般に登録していることなど。

業務内容は4級基準点測量を4点、路線測量一式、7700平方㍍の用地測量と敷地設計、300㍍の道路設計などを実施する。分譲可能な区画数も設計の中で詰めていく。履行期限は12月20日まで。

計画箇所は旧若柳公民館、旧志波姫公民館、旧若柳川南保育所、旧若柳学校給食センター跡地の4カ所。旧若柳公民館の解体は2023年度に野口重機が担当した。市は24年度内に旧志波姫公民館解体工事も発注し、宅地分譲に向けた準備を進める。

事業は24~27年度にかけて実施を見込んでいる。4年間の事業費は、委託料4000万円、工事費3億6961万円と試算している。

 

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