宮城県は、ＷＴＯ標準型（施工計画型）の対象工事となる「佐沼高校舎等改築工事（その１）」を８月１８日に開札した結果、１落の２２億９２００万円、総合評点８０・１４（価格点６８・８９＋価格以外の評価点１１・２５）で戸田建設・橋本店・渡辺土建ＪＶに決めた。

入札は同ＪＶのほか、フジタ・太田組・只野組ＪＶ、鉄建・宮城建設・明和土木ＪＶ、五洋建設・丸本組・小野良組ＪＶが参加した。予定価格は２４億３０３０万円、調査基準価格は２２億３５８７万６０００円だった。

登米市迫町佐沼末広１に所在する同校の改築を進めるもの。設計は関・空間設計が担当した。

工事規模は、普通教室棟がＲＣ一部ＳＲＣ造３階建て、延べ４７０９平方㍍、東特別教室棟がＲＣ一部Ｓ造２階建て、延べ４９９平方㍍、渡り廊下（Ｓ造平屋建て、８６平方㍍）、駐輪場７棟（Ｓ造平屋建て、延べ計２４７平方㍍）。このほか倉庫棟４棟（Ｓ造平屋建て、延べ計９３平方㍍）で、建築設備工事を除き、外構工事を含む。工期は２０２５年８月２９日。

なお、同その２工事は太田組が担当する。