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2024-03-14# 物件(石巻・気仙沼)

県東部土木登米/砂防堰堤の調査設計2件/ともに協和設計に決定/登米市東和地区に不透過型で新設

宮城県東部土木事務所登米地域事務所は、登米市東和町に新設する砂防堰堤2カ所の設計業務をそれぞれ発注し、2件とも協和設計に委託した。

ともに2月15日に総合評価落札方式を適用した条件付一般競争入札を行い1落で、「内野沢砂防堰堤調査測量設計業務委託その2」は2696万6000円、総合評点95・85。「飯土井沢砂防堰堤調査測量設計業務委託その2」は2603万4000円、総合評点95・85で決定している。

いずれもに民家などを土砂災害から守るため、透過型を想定する砂防堰堤の新設を目的とした予備・詳細設計、地質調査、測量を行う。2件とも履行期限は11月29日。

内野沢砂防堰堤は東和町米川地区中心部の北側で、国道456号の主に西側に広がる米川西綱木地内の民家や障害者支援施設・若生園などを守るため、集落西側の山間部に新設する。

飯土井沢砂防堰堤は東和町米川飯土井地内を通る国道346号の北西に位置する山間部に新設し、国道沿いにある登米市東和総合支所や民家などを保護する。

内野沢砂防堰堤には12社が応札。入札者は落札者のほかアジア航測、日本インシーク、サンコーコンサルタント、パシフィックコンサルタンツ、オオバ、エイト日本技術開発、建設技術研究所、基礎地盤コンサルタンツ、中央技術コンサルタンツ、東京建設コンサルタント、ニュージェック。予定価格は3404万1000円、調査基準価格は2696万1000円。

飯土井沢砂防堰堤には7社が参加。入札者は落札者とアジア航測、日本インシーク、サンコーコンサルタント、オオバ、エイト日本技術開発、基礎地盤コンサルタンツ。予定価格は3287万円、調査基準価格は2602万9000円。

 

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