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2024-05-10# 物件(石巻・気仙沼)

東北整備局仙台河川/石巻河南道路の橋梁設計2件/一括審査で6月18日開札/鋼橋の4号橋68mと1号橋47mが対象

東北整備局仙台河川国道事務所は9日、国道108号石巻河南道路の設計業務2件を一括審査で公告した。その1業務は「米ヶ崎地区橋梁詳細設計」、その2業務は「須江地区橋梁詳細設計」。ともに発注者指定型のBIM/CIM活用業務。

参加資格は2件とも、土木関係建設コンサルタント業務の有資格者である単体かJV。申請書は今月24日まで受け付ける。開札は6月18日で、その1業務が10時、その2業務は11時に行う。

石巻市内を通過する国道108号は、現道拡幅とバイパス化でスムーズな交通確保と安全性向上を図る。全長は7・8㌔㍍。起点は三陸自動車道・石巻河南ICに近い石巻市蛇田地内。ここから西進して畳石交差点付近まで延長2・1㌔㍍は4車線(幅員22㍍)に拡幅。西側は終点の石巻市北村地内まで延長5・7㌔㍍にわたりバイパス区間として盛土主体で道路を新設する。幅員は8・5㍍。主な構造物は橋梁6本を計画している。

その1業務は、石巻市広渕地内で市道と排水路を跨ぐ4号橋が対象。橋長68㍍、有効幅員8・5㍍(全幅9・5㍍)の鋼単純箱桁を想定している。

その2業務は、石巻市須江および東松島市赤井地内で市道と排水路を跨ぐ1号橋が対象。橋長47㍍、有効幅員8・5㍍(全幅9・5㍍)の鋼単純鈑桁を計画している。

履行期限は12月20日。ともに橋梁詳細設計に加え、一般構造物の詳細設計を含む。

なお現在、畳石交差点の前後約2㌔㍍の道路詳細設計をまとめる「須江地区道路詳細設計」と、橋長30㍍の単純PC橋を想定する5号橋が対象の「新泉沢地区橋梁詳細設計」を公告中。ともに6月11日に開札予定。

 

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