2024-07-22# 物件(石巻・気仙沼)
県東部振興登米/登米市北方・古宿地区の区画整理設計/仙台土木設計に決定/全体107haのうち東側19haが対象
宮城県東部地方振興事務所登米地域事務所は、「古宿地区区画整理測量設計(1)業務」の総合評価落札方式・条件付一般競争入札を行い、1落の1612万4000円、総合評点105・86(価格評価点49・36+価格以外の評価点56・50)で仙台土木設計に決めた。
6月27日に行われた入札には同社のほか、佐藤土木測量設計事務所、古川測量設計事務所、岩倉測量設計、西條設計コンサルタント、サトー技建、丹野測量設計が参加した。予定価格は2037万7000円、調査基準価格は1612万2000円だった。
長沼の南側に位置する古宿地区は、全体で約107㌶。昭和50年代に30㌃のほ場整備を実施している。その後40年以上が経過し、用水路や排水路に劣化が見られることなどから再整備を行う。
業務では同地区内の東端部に当たる登米市迫町北方ほか地内の19㌶で、ほ場整備実施設計をまとめるとともに、測量として3級基準点測量8点、4級基準点測量24点などを行う。
標準区画の寸法は205㍍×100㍍。用水はパイプラインとし、排水は10年確率の雨にパイプライン、2年確率の雨に排水フリュームを整備する。支線道路は有効幅員4㍍(全幅5㍍)を標準とする。
履行期間は2025年3月28日まで。
なお、22年度に発注した全域を対象とする基本設計は丹野測量設計が担当した。