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2024-07-23# 物件(石巻・気仙沼)

東北整備局仙台河川/石巻BP沢田工区・志の畑地区の橋梁設計/片平新日本技研に決定/橋長21mの鋼鈑桁を想定

東北整備局仙台河川国道事務所は、石巻市と女川町を通る国道398号石巻バイパス3期沢田工区の一環となる「志の畑地区橋梁詳細設計業務」を17日に開札した結果、1落の2075万円、評価値60・9701で片平新日本技研に決めた。予定価格は2582万円、調査基準価格は2073万円。

沢田工区は、同バイパスの最も東側に位置する延長約5・8㌔㍍。直轄権限代行で2022年度に事業化した。急勾配で線形が悪い区間を回避し、有事の避難道路としての機能も確保する。稲井小・中学校に近い石巻市真野地内を起点に東進し、石巻市沢田地内の沼津貝塚付近から東側は、現道を北側に迂回するイメージでトンネルなどを整備。万石浦に面した女川町浦宿浜地内が終点となる。

路線のうち終点側に計画している2本のトンネルの中間部となる石巻市沢田志の畑地内で、志の畑沢に架かる橋梁の橋台工と鋼橋上部工の詳細設計をまとめる。橋長21・6㍍、有効幅員10・5㍍の単純鋼鈑桁を想定。履行期限は12月20日まで。

入札者は落札者のほか、東京コンサルタンツ、日本工営、復建技術コンサルタント、セントラルコンサルタント、中央コンサルタンツ、建設技術研究所、大日本ダイヤコンサルタント、八千代エンジニヤリング、長大、ドーコン、東京建設コンサルタント、綜合技術コンサルタント、いであの14社。

なお、起点側のトンネルを設計する「石巻地区トンネル詳細設計」は建設技術研究所が担当する。終点側のトンネル設計は今後公告が見込まれる。また、区間西側3㌔㍍弱および、区間東側約3㌔㍍の道路詳細設計は復建技術コンサルタント。PC橋で長さ約25㍍の大沢川橋梁詳細設計は長大が担当している。

 

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