HOME

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2025-03-13# 物件(石巻・気仙沼)

東北電力/女川町 乾式貯蔵施設の整備/建屋は鹿島が施工/再稼働を踏まえて2棟を設置へ

東北電力(仙台市青葉区本町1の7の1 口康二郎代表取締役社長)は、女川町の女川原子力発電所2号機で使用済み燃料の乾式貯蔵施設を設置するため、建屋の施工者を鹿島に決めた。

女川原発2号機は東日本大震災で停止して以降、昨年11月に13年ぶりに再稼働している。これを受け、再稼働から4年ほどで使用済み燃料プールの貯蔵容量が上限に達することから、搬出まで一時的に敷地内で貯蔵する施設として乾式貯蔵施設を整備する。

乾式貯蔵施設は、2号機の使用済み燃料プールで冷却した使用済み燃料を金属製容器(キャスク)に収め、建屋で空気の自然対流によって冷却する施設。2棟の設置を計画している。

構造は、周辺の放射線量を低減するためRC造を採用。寸法は、1棟目が約40㍍×約20㍍で、高さ約10㍍。貯蔵容器を8基まで格納でき、使用済み燃料の収納体数は最大552体。2棟目は約40㍍×約30㍍で、高さが約10㍍。貯蔵容器は最大12基を格納し、使用済み燃料は最大828体を収納する。

1棟目は2026年5月ごろに着工し、28年3月に運用開始を予定。2棟目は30年8月ごろ着工し、32年6月の運用開始を予定している。

なお、キャスクの製造は日立GEニュークリア・エナジーが担当。キャスクは全長が約5・4㍍、外径が約2・5㍍。使用済み燃料は1基当たり69体収納できる造り。

 

#記事カテゴリー