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みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2023-09-01# 物件(大河原)

丸森町国民健康保険丸森病院/ZEB化の設計・施工プロポ/弘栄設備・窪田電気・楠山設計JVに/契約上限額は3年合計で13・97億円

丸森町国民健康保険丸森病院は、同病院の環境配慮型改修(ZEB化)に向けた設計・施工一括の公募型プロポーザルを進めた結果、弘栄設備工業・窪田電気工事・楠山設計JVを契約候補者に選定した。

9月の本契約締結を見込む。契約上限額は3年合計で13億9700万円(2023年度予算上限=6448万8000円、24・25年度予算上限=13億3251万2000円)。

対象地は同町鳥屋27地内。施設規模はRC造3階建て、延べ約6500平方㍍。業務概要は補助事業の申請に関する支援を含む設計と施工監理のほか、改修業務として実施設計に基づいて設備等の導入を実施する。履行期間は26年3月31日までとし、23年度補助業務は12月28日、24年度補助業務は24年12月27日まで。

この業務は環境省が実施する「令和5年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化促進事業)」を活用する。

同病院は建設から26年が経過し、各種設備の老朽化・経年劣化がみられることから、改修が急務となっている。町の第5次総合計画では地域の一次医療を担う施設として位置付けており、近年の高齢化や生活習慣病の増加などにより、医療機関の受診者や救急患者は増加傾向にあり、施設の充実化が必要となっている。また、令和元年の東日本台風被害の教訓から、災害時にも電源供給が可能で、より事業継続性の高い施設が求められている。

今回の業務では、太陽光発電・蓄電池を新設し、災害時における機能向上も図る。

 

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