2023-10-24# 物件(大河原)
県大河原振興/柴田町・入間田3工区の測量設計/申請は11月6日まで/ほ場大区画化へ23haの実施設計など
宮城県大河原地方振興事務所は23日、柴田町の入間田地区で実施するほ場整備事業に伴う第3工区の区画整理測量設計業務について、条件付き一般競争入札で公告した。総合評価は簡易型(実施方針型)を適用している。
参加申請は11月6日まで受け付ける。入札書および技術資料は同8日までに提出し、開札は翌9日13時30分に行う。
参加資格は県内に本社、本店を有する建設コンサルタント(農業土木)A等級かつ測量(公共測量)A等級。直前2営業年の年間平均営業実績額が予定価格を上回っていることなどを条件としている。予定価格は2081万2000円。
業務場所は、柴田町を南北に2分する五間堀川沿いの左岸側(北側)となる柴田町入間田地内。全体を3工区に分割して事業を進める、3工区の東側に1工区が隣接し、1工区の北西に2工区が位置する。
この事業は、山間部で緩やかな傾斜地や沢地が多い入間田地区約80㌶を対象に、ほ場整備を実施する。いずれも10㌃程度の小区画な農地を、30㌃~1㌶に大区画化する計画だ。2019年度に入間田地区と、五間堀川を挟んで南側の船迫地区を対象とした基本計画をサトー技建が作成。22年度に入間田地区1工区38㌶の測量設計をサトー技建がまとめている。
今回、実施設計業務として3工区23㌶のほ場整備設計と、工区内を東西に横断して流れる左岸低地排水路850㍍の設計を行う。また測量業務として、基準点測量を3級が5点、4級が33点、3級水準測量は4・9㌔㍍で実施するほか、経始測量1・7㌔㍍、排水路測量0・85㌔㍍、境界測量2・2㌶を実施する。履行期限は24年3月27日まで。
なお、24年度に2工区の測量設計を予定。段階的に着工して30年度の事業完了を見通す。