2023-11-20# 物件(大河原)
丸森町/三代河原橋架替の下部工/年内に公告予定/現橋は橋長約84m、幅員5mの鋼橋
丸森町は、町道雉子尾山屋敷線の改良工事に向け、路線内に架設されている三代河原橋(さんだいがわらばし)の下部工工事を年内に一般競争入札で公告予定だ。工期は5カ月を見込んでいる。
雉子尾山屋敷線は丸森町大内西向中ほか地内を通り、国道113号や林道鈴宇線とも交差する町道で、相馬市や新地町などと往来する上でも重要な路線となっている。路線上に位置する雉子尾川を跨ぐ三代河原橋は、橋長83・92㍍、幅員5㍍(車道部4㍍、左右路肩50㌢㍍)の鋼橋で、床版材はコンクリート系に分類される。最大支間長27・62㍍の3径間で、1974年9月に架設され、老朽化が進んでいるため、架け替えることとした。
新たに架設する橋は、車道部幅員を7㍍に拡幅し、2車線を確保する考え。
現在、用地買収の手続きを進めており、2024年度に下部工、25年度に上部工を行い、26年度の完成を目指す。
計画では、施工延長530㍍、幅員7㍍程度を想定。総事業費は6億0800万円を見込んでおり、地域再生計画に基づき地方創生道整備推進交付金などを活用して建設する。
なお、同線の詳細設計は三善測量、橋梁の詳細設計は協和コンサルタンツが作成した。