2023-11-29# 物件(大河原)
仙南地域広域行政事務組合/角田消防署の基本・実施設計/楠山設計が落札/建屋は延べ1500㎡規模
仙南地域広域行政事務組合は28日、消防庁舎建て替え計画のうち、角田消防署における基本・実施設計の指名競争入札を行い、3460万円で応札した楠山設計を落札者とした(本紙調査)。
この計画は仙南地域にある各消防署(角田、白石、柴田、大河原)の老朽化が著しいことから建て替えを進めるもの。各担当市町が用地取得から造成工事までを行い、建築工事は仙南地域広域行政事務組合が担当する。
このうち先行して計画が進んでいるのが角田消防署。現在、建て替え用地について大江設計が測量設計をまとめており、来年度から造成工事に着手し、同年度内の完了予定となっている。建設場所は、角田警察署の北側の高畑南地内の敷地面積約4400平方㍍。
一方、建物については、2024年10月までの設計作成を見込み、25年度の着工を目指している。新設規模は、延べ約1500平方㍍で、駐車場のほか、2階建て訓練塔2棟を設ける予定。
概算事業費は12億7000万円を見込む(訓練塔・設計費含む)。