2023-12-26# 物件(大河原)
白石市/BTO方式・道の駅など整備事業者/1次審査書類は2月26日まで/整備費として41億円余を想定
白石市は、東北自動車道に接続する白石中央スマートIC(仮称)周辺整備として、PFI(BTO)方式を採用する道の駅しろいし(仮称)整備事業者の選定に向け、25日付で公募型プロポーザルを公告した。
2024年1月15日まで質問を受け付ける。1次資格審査書類の提出は2月26日まで、2次審査(提案・ヒアリング)書類は5月2日まで受け付け、7月に審査結果を発表する。施設整備(設計・建設)は同年9月の契約締結から27年3月までに実施。開業は27年7月を予定し、管理・運営は開業から42年6月までの15年間。
提案価格の上限は59億9458万2000円(税込み)。内訳は、設計および建設と工事監理が41億2300万2000円(道の駅23億3740万2000円、防災公園17億8560万円)、維持管理および運営業務が18億7158万円(いずれも税込み)。
応募形態は設計、建設、工事監理、維持管理、運営の能力を有する複数企業で構成するグループとし、SPCを設立する。
各業務の資格要件を見ると、設計は建築として過去10年間に延べ2000平方㍍以上の公共施設または商業施設の実施設計、土木として過去10年間に道路や公園などに類する施設の実施設計、造園設計として都市計画法に規定される公園などの実施設計を、それぞれ元請けで完了した実績を有することなど。
建設工事は、建築で経審の建築一式の総合評定値800点以上で、過去10年間に延べ2000平方㍍以上の公共施設か商業施設。土木として敷地面積1万平方㍍以上の基盤整備または舗装工事を元請けで完了した施工実績を有することなど。
工事監理は、建築、土木、造園それぞれ設計者に求める要件と同等の実施設計か工事監理の実績を有することなど。維持管理は、公共施設または商業施設の維持管理の実績を有すること。運営は道の駅、物販・飲食・その他商業施設・観光施設のいずれかの運営実績があることなど。
建設場所は白石市大平中目地内。敷地面積は道の駅が約3万3800平方㍍、防災公園(スポーツ・レクリエーション施設)全体が約8万8800平方㍍。
主な構造物は、道の駅がS造平屋建て、延べ2820平方㍍程度の物販施設、子育て支援施設としての建屋や駐車場など。
防災公園は7つの基本ゾーンを配置し、延べ2000平方㍍程度の全天候型ドームや延べ350平方㍍程度の管理棟、ニュースポーツ施設などを整備する。