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2024-01-22# 物件(大河原)

東北整備局仙台河川/阿武隈川の堤防設計を公告/申請は2月6日まで/角田市北部でR349の線形なども検討

東北整備局仙台河川国道事務所は19日、阿武隈川河川改修の一環で「阿武隈川下流下名生(しものみょう)・尾袋川堤防等詳細設計業務」の一般競争入札を公告した。柴田町と角田市の境界部で取り組んでいる下名生地区の築堤詳細設計と、左支川尾袋川の築堤予備設計、川沿いを通る国道349号の線形や機能などを検討する予備設計を行う。

受注者希望型の土工の3次元設計実施業務かつ、受注者希望型のBIM/CIM活用業務。総合評価は履行確実性評価型で。賃上げ企業への加点を行う。また、見積活用方式の対象。

参加資格は土木関係建設コンサルタント業務の有資格者である単体かJV。申請書は2月6日まで受け付ける。開札は3月1日10時30分。

主に柴田町南部で実施している下名生地区堤防整備事業のうち、角田市北部に位置する最上流側で、既存設計の修正を含めて築堤護岸の詳細設計をまとめる。

アイリスオーヤマ角田工場付近で合流する左支川・尾袋川についても築堤予備設計を作成する。護岸の形式なども検討する。本川と尾袋川の設計範囲は連続しており、堤防整備に係る設計延長は約1400㍍となる。

また、阿武隈川および尾袋川の左岸を並行して南北に通っている国道349号を対象に、予備設計として築堤に伴う線形の改良や、堤防としての機能を持たせるかどうかといった検討を行う。

業務場所は角田市小坂地内~江尻地内。履行期限は12月25日。

なお、阿武隈川水系尾袋川流域と同小田川流域では流域治水の取り組みを推進していくため、3月末の特定都市河川指定を目指している。

 

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