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2024-04-24# 物件(大河原)

丸森町/三代河原橋架替の下部工/申請は5月10日まで/本体初弾工事でP1橋脚を構築

丸森町は、町道雉子尾山屋敷線の改良工事に向け、路線内に架設されている三代河原橋(さんだいがわらばし)の架け替えに向けた本体初弾工となる下部工工事を一般競争入札で公告した。特別簡易型総合評価落札方式を適用。参加申請は5月10日まで受け付ける。入札は同21日10時20分から行う。

参加資格は、仙台市以南に本社または営業所等を有する土木一式工事A等級以上(町内に本社を有する場合は同B等級以上)であること。また、過去5年間に国または地方公共団体等が発注した土木一式工事の元請け実績があることなど。

雉子尾山屋敷線は丸森町大内西向中ほか地内を通り、国道113号や林道鈴宇線とも交差する町道で、相馬市や新地町などと往来する上でも重要な路線となっている。

計画では、施工延長530㍍、幅員7㍍程度を想定。総事業費は6億0800万円を見込んでおり、地域再生計画に基づき地方創生道整備推進交付金などを活用して建設する。

路線上に位置する雉子尾川を跨ぐ三代河原橋は、橋長83・92㍍、幅員5㍍(車道部4㍍、左右路肩50㌢㍍)の鋼橋で、床版材はコンクリート系に分類される。最大支間長27・62㍍の3径間で、1974年9月に架設され、老朽化が進んでいるため、架け替えることとした。

新たに架設する橋は、橋長92・3㍍で車道部幅員を7㍍に拡幅し、2車線を確保する考え。旧橋の下流側に新設する。

今回、下部工工事として壁式橋脚のRC橋脚工(P1)を行う。工期は2025年3月28日まで。

今後、26年度までに下部工(P2、A1、A2)、27年度までに上部工を行い、28年度までに旧橋を撤去する考え。道路工事に関しては、石川組が初弾工事として暫定盛土に着手中。道路工事は計3回に分けて発注する予定。

なお、同線の詳細設計は三善測量、橋梁の詳細設計は協和コンサルタンツが作成した。

 

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