角田市は、総合保健福祉センター（ウエルパークかくだ）の大規模改修に向けた実施設計業務について、今月２３日に指名競争入札を行った結果、１落の１７４０万円で楠山設計に決めた。

入札には同社のほか、群建築設計事務所、構建築設計事務所、盛総合設計、櫻田建築設計事務所、菅伸建築設計事務所、関・空間設計、日新設計が参加。予定価格は１８５８万円だった。

同市角田柳町３５の１地内にある総合保健福祉センターは２００２年に完成した施設で、施設規模はＲＣ一部Ｓ造２階建て、延べ４１３１・４５平方㍍。高齢者から乳幼児、障害を持つ人にも使いやすいバリアフリー対策が施されており、冷暖房や床暖房設備には地球環境にやさしいオール電化システムが採用されている。

空調や給湯設備などのＺＥＢ化改修は大成温調・太平電気・楠山設計ＪＶが担当し、昨年度に実施した。

今回の業務では、外部および内部の大規模改修工事の実施設計をまとめる。履行期限は１１月２９日まで。

計画では、今年度に実施設計を行い、２５年度の工事を予定している。なお、基本設計は楠山設計がまとめた。