2025-01-21# 物件(大河原)
大河原町/庁舎全館の空調更新プロポ/参加表明は2月3日まで/設計・施工・維持管理を一括発注
大河原町は20日、役場庁舎全館を対象とした空調設備等更新事業として、設計・施工および維持管理の一括発注を採用した公募型プロポーザルを公告した。12月補正予算では同業務に限度額5億円の債務負担行為を38年度までの期間で設定している。
参加表明書および質問は2月3日まで受け付ける。企画提案書は同20日まで受け付け、同25日までに書類審査を実施し、審査員7人(氏名・所属は非公表)によるプレゼンテーションを翌26日に、審査結果は3月3日に通知する予定。契約は3月中旬を見込む。
参加資格は、設計・施工、維持管理を実施できる単独および事業グループで、代表者は国、地方公共団体の公共施設において同種・類似業務実績(空調設備等更新)を2件以上有すること。施工を担当する者は経審(管工事)1000点以上であり、公共施設の同種・類似工事実績(空調設備等の工事・リース等(工事に係る))を有することなど。単独および事業グループの各構成員は2025年1月1日において、県内に事業所を有することなどが条件。業務費上限額は4億5000万円(税込み)。
新南19地内に1984年に建てられた役場庁舎はRC造4階建て、延べ4993・79平方㍍。更新の対象となる空調機器は28年、換気機器は40年がそれぞれ経過している状況。耐用年数を大きく超え老朽化が著しく、近年は故障が頻発している。また、昨年からクーリングシェルターとしても指定され、暑さをしのぐ場所としての役割も求められている。なお一部フロアでは更新が完了している。
業務では空調設備等の設計・施工、維持管理の各業務を行う。そのほか統括管理、その他付随業務も実施する。またアスベスト除去は今回の業務に含まれておらず、別途契約する見込み。
工事期間は2026年3月31日、事業期間は26年4月1日から36年3月31日までの10年間とする。