本紙独自調査により、宮城県地元ゼネコンを対象にした最新１年間（１２月調査、直近決算）の完工高をまとめた。

完工高上位２００社の合計は３３２７億８５７８万円で、前年に比べ２６９億５０５６万円、率にして７・５㌫減少した。内訳は、土木が２１１７億６９７９万円（前年比３０４億８８８６万円、１２・６㌫減）、建築が１２１０億１６００万円（同３５億３８３１万円、３・０㌫増）だった。

完工高の上位５社を見ると、１位は４１３億４９２７万円で仙建工業、２位は２１５億４１５７万円で橋本店、３位は１０４億６０３５万円で阿部和工務店、４位は８２億２７５９万円で深松組、５位は７７億５３９２万円で小野良組。

土木は、１位が３０９億９７９８万円で仙建工業、２位が９４億５６２５万円で橋本店、３位が６４億６１６３万円で小野良組、４位が６０億９３７３万円で河北建設、５位が５６億４０９１万円で東日本コンクリートの順となった。

建築は、１位が１２０億８５３２万円で橋本店、２位が１０４億５１６５万円で阿部和工務店、３位が１０３億５１２９万円で仙建工業、４位が５４億２９１０万円で深松組、５位が４４億０８７９万円で阿部建設だった。

また、宮城県内に本社がある電気・管工事業者の完工高（１２月調査、直近決算）では、電気・管各上位１００位、計２００社の総計は３１３３億９０４７万円で前年に比べ３６億０３５９万円、率にして１・２㌫増加した。

電気上位１００位の合計は２２７４億５８６４万円（前年比６３億６８８８万円、２・９㌫増）、管上位１００位の合計は８５９億３１８３万円（同２７億６５２９万円、３・１㌫減）となった。

このうち、電気の上位５社は１位が１５７７億１８１８万円でユアテック、２位が８２億１８４９万円で東北発電工業、３位が７８億１９８６万円で愛工大興、４位が６６億４０７４万円で東北七県配電工事、５位が４０億０３５６万円で太平電気。

また、管の上位５社は１位が２３３億１９８５万円でユアテック、２位が２７億０８９０万円で東北発電工業、３位が２３億４９４９万円で興盛工業所、４位が２２億００９２万円でアトマックス、５位が１８億４０７６万円で仙台ガス水道工業だった。

なお、地元ゼネコンの詳細は３面に掲載。電気・管の詳細は２５日付に掲載する予定。