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2024-08-08# ニュース

24年7月調査・宮城・上位200社の完工高/12.2%減の3142億余/前年比で土木18.8%減、建築1.7%増

本紙独自調査による宮城県内業者を対象にした最新1年間の完成工事高(7月調査、直近決算)がまとまった。

地元ゼネコンの上位200社総額は3142億1061万円で、前年同期に比べ435億3552万円、率にして12・2㌫減少した。このうち土木は1963億1499万円で18・8㌫減、建築は1178億9563万円で1・7㌫増加した。

完工高の上位5社は1位が387億5856万円の仙建工業、2位が215億4157万円の橋本店、3位が104億6035万円の阿部和工務店、4位が74億0824万円の丸本組、5位が68億2856万円の河北建設だった。

土木の上位5社を見ると、1位は296億2072万円で仙建工業、2位は94億5625万円の橋本店、3位が68億2865万円の河北建設、4位が55億4184万円の丸本組、5位が51億8925万円の東日本コンクリートだった。

建築の上位5社は、橋本店が120億8532万円でトップ。2位が104億5165万円の阿部和工務店、3位が91億3784万円の仙建工業、4位が44億0879万円の阿部建設、5位が35億7615万円の深松組。

土木は、強靱化対策予算があったものの東日本大震災からの復興事業が大幅に縮小したことなどが影響。民需が大きなウエートを占める建築は投資意欲が活発な倉庫・物流施設を中心に工事が増えたものと見られる。

宮城県の電気上位100社と管工事上位100社、計200社の完工高総額は3350億0947万円となり、前年同期に比べて164億9392万円、率にして5・2㌫増加した。

電気上位100社は2375億3102万円で2・8㌫、管上位100社は974億7845万円で11・6㌫それぞれプラスとなった。

電気の上位5社は、1位が1629億9093万円のユアテック、2位が115億2311万円の東北七県配電工事、3位が82億1849万円の東北発電工業、4位が69億8921万円の愛工大興、5位が40億0356万円の太平電気。

管の上位5社は、1位が300億9467万円のユアテック、2位が29億3910万円の興盛工業所、3位が27億0890万円の東北発電工業、4位が22億0092万円のアトマックス、5位が20億4496万円のエコー設備工業となった。

 

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